VPSを借りたらブラックリストのチェックを忘れずに

VPSには意外な落とし穴があるのはご存じですか?

あなたのVPSに割り当てられたIPアドレスが、既にブラックリストに登録されている可能性があります。

VPSに割り当てられるIPアドレスは使い回しの可能性があり、以前に使用していた人がスパマーなどの不特定多数への一方的な広告メールを送っていた場合、あなたのIPアドレスがブラックリストに登録されている可能性があるのです。ブラックリストは、IPアドレスの所有者が変わっても情報を引き継ぐので、そのIPアドレスが運悪くあなたに割り当てられてしまった場合、あなたのVPSから発信されるメールは相手に届かず拒否される可能性が高くなるのです。

あなたのメール = スパムメールとして扱われます。

もし、これからECサイトを運営しようとしていたら恐ろしい話ですよね。お客様が商品を注文しても確認メールが届かない・・・。発送メールも届かない・・・。入金メールも届かない・・・。

ちなみに、IPアドレスがブラックリストに登録されていても、VPS事業者に責任はありませんので、IPアドレスの変更も返金もしてもらえません。

それを事前に防ぐ方法があります!

お試し期間がある事業者を選ぶ事

例えば、さくらのVPSなら2週間のお試し期間があります。そのお試し期間中に割り当てられたIPアドレスを下記のサイトでブラックリストチェックを行えば良いのです

DNSBL Information(based Blackhole Listの略)
http://www.dnsbl.info/

※ DNSBLは、元々は迷惑メール、すなわち spam の送信元或は中継を行うホストの IP アドレスを収集したデータベースです。

上記のブラックリストのチェックで、すべて 緑色 なら問題ありません。

もし、赤色 があったらVPSを一旦キャンセルしましょう。そして、再契約をして別のIPアドレスを割り当てられたら、同じように部クラックリストのチェックを行います。

この手順通り行えば、本契約する前にブラックリストのチェックが出来ますので、後で泣きを見ることはありません。

くれぐれも、お試し期間がないVPSは申し込まないように。。

もう、本契約しちゃった?

残念ながら、別のサーバーに乗り換えるしか方法はありません。

読んで頂いて有り難うございます!