Nginxを使ってWordPressを動かすまでの手順を公開!

Nginxを使ってWordPressを動かすまでの手順を公開!

Nginxを使ってWordPressを動かすまでの手順を公開!

昨年頃からNginxを使ってWordPressを動かしたいとの要望が多くなってきましたので、実際にVPSを借りて初期の段階からWordPressが動くまでの手順を公開します。

なぜ、「Apache + WordPress」の組み合わせでは無く、「Nginx + WordPress」の組み合わせが人気があるのでしょうか?それはNginxの方が多くのアクセスを処理できるからです。私のWEBサイトでは、約15~30倍も多く処理することが出来るようになりました。もちろん、多少のチューニングは必要になりますが初期設定のままでも十分なくらい速いのです。

Nginxの特徴として、静的ファイルの配信が最も得意とする分野です。一昔は画像配信などに使われてましたが、最近は、WEB配信をメインに使う企業も多くなりました。

今回、実際に借りたVPSと導入プログラムはこちらです。
GMOクラウドのVPS / マイクロ プラン
Debian 6.0 x64(※Debian 7.5 にアップグレードしました。)

導入プログラム
Nginx 1.6
PHP 5.4(php-fpm)
APC(PHPアクセレーター)
MySQL 5.6
WordPress 3.9(最新版)

※ 非公式リポジトリ(Dotdeb)をメインに使います。
※ 設定ファイルは省略しないで記載します!
※ 必要最低限の設定のみで行います!

初めにお読みください

このページを見て頂いている方は、VPSか専用サーバーを使われていると思います。であれば、WordPressを複数構築する可能性もあるものとして、更にメンテナンスしやすい構築方法で作業を進めます。
rootユーザーしかお持ちで無い方は、事前に一般ユーザーを作成して下さい。

ここからは淡々とrootで作業を進めます・・・。

Nginx 1.6の導入

Debian 7.5は標準で「Nginx 1.2.1」なので、非公式リポジトリを使いインストールします。

Nginxの設定を行います。

# vi /etc/nginx/nginx.confを修正します。
下記の nginx.conf は既に修正済みです。

gzip_comp_level 6; – 圧縮レベル設定(1(MAX)-9)1にして圧縮率を上げたくなりますが、あまり効果が無く無駄にCPUを使ってしまう可能性があるので、コンテンツに合せて微調整が必要。

  • GIDZipTest(圧縮率が確認出来るサイト)

WordPressを公開するサイト設定を行います。

  • http://example.com/ に アクセスがあった場合は、http://www.example.com/ に転送する様に設定済み。
  • サイトマッププラグイン(Google XML Sitemaps)の為の記述済み。
  • Nginx側のキャッシュは無効にしてあります。
  • ※106行目の「set $do_not_cache 1;」→「set $do_not_cache 0;」にするとキャッシュが有効になります。キャッシュを有効にした場合は、WordPressに「Nginx Cache Controller」プラグインを導入してください。

# vi /etc/nginx/sites-available/default を修正します。
下記の default は既に修正済みです。

PHP 5.4(php-fpm)の導入

PHP 5.4 & 必要な物をインストールします。

APC(PHPアクセレーター)の導入

APCを導入するとPHPの中間コードをキャッシュしてパフォーマンスが向上しますのでAPCを導入します。

APCの設定を行います。

3-10行目の設定を追加します。
# vi /etc/php5/mods-available/apc.iniを修正します。
下記の apc.ini は既に修正済みです。

Nginxの再起動

設定ファイルを反映する為に、一度再起動。

※ 今後、設定ファイルを反映するにはリロードを使ってください。(restart → reload)

MySQL 5.6の導入

インストールの途中でMySQL用のrootパスワード入力画面が出ます。お好きなrootパスワードを設定してください。

MySQLにWordPress用のデータベース&ユーザーを作成します。

上記の設定

データベース名
example_com
ユーザー名
hoge
パスワード
password
ホスト名
localhost

MySQL 5.6の設定は、初期設定のままでも動きますので今回は割愛します。チューニングは別途お調べください。
phpMyAdminを導入すれば、「状態」→「アドバイザ」で、チューニングのポイントを教えてくれます。
nginx-wordpress_1

WordPress 3.9(最新版)の導入

通常はFTPで公開ディレクトリに展開すれば大丈夫ですが、コマンドだけ導入する方法も記述します。

WordPressの設定ファイルを作成します。

$ vi ~/example.com/wordpress/wp-config.phpを新規作成します。
下記の wp-config.php の内容をご自分の環境に合わせて作成してください。
50-57行目は、秘密鍵サービスのサイトで自動生成できます。

WordPressのパーミッション(アクセス権)を設定します。

WordPressの公開設定を行います。

上記の作業で設定したドメインにアクセスすれば、WordPressの公開設定画面が表示されると思います。
http://www.example.com/

これでNginxを使ったWordPressで配信が出来るようになったと思います。

長い間、お疲れ様でした!